2017. 06. 25  


6月と12月には、罪や穢れを落とす祓えの行事があり、6月の大祓を「夏越の祓」、12月を「年越の祓」と呼んでいます。「夏越の祓」では、多くの神社に茅草(ちぐさ)でつくった輪が立てられ、茅の輪くぐりを行います。

ちょうど、今頃の時期ですから、お近くの神社に出かけてみては如何でしょうか。(夏越の祓は6/30ですが、すでに茅の輪がもうけられています)

茅の輪のくぐり方は、

1、まず、茅の輪の前で一礼し、
2、左足から茅の輪をくぐり、左回りで一周して元の位置に戻る。
3、再び一礼、今度は右足からくぐり、右回りで一周して元の位置へ。
4、またまた一礼、左足から左回りで一周して元の位置に戻ります。
5、最後に一礼し、左足から輪をくぐり、そのままご神前にお参り。

茅の輪をくぐるときに、神拝詞(となえことば)を言いながらくぐります。

「はらいたまへ きよめたまへ まもりたまへ さきはえたまへ(祓い給へ 清め給へ 守り給へ 幸え給へ)」。

私はよく、4番目の「さきはえたまへ」が出てこなくて、「??? なんだったっけ・・」となる(笑)

神道の清めや祓いには、左→右→左という順番が存在します。

「左」は過ぎ去った過去、「右」はまだ来ぬ未来。過去を祓い、未来を祓い、もう一度過去を祓う、これが古来からの神道の教えです。

そこで「どうして、左は過去で右は未来?」と思うわけです。「なぜなぜ」攻撃でママを苦しめるガキンチョのごとく。神主さんに伺ったところ、それは速須佐雄能神(スサノオ)の教えであると。神話的ファンタジーには、得てして科学的側面が隠されているもので、そこを探るのが面白いのですね。

人間の精子と卵子が受精した瞬間から受精卵は右回りの回転をはじめます。この遺伝子の二重螺旋は「生命のダンス」と呼ばれていますが、われわれの人体を構成するものは右回りでダンスをしながら、生きてゆく。右へ右へと回ってゆけば、そこには未来がある。ゆえに右回りが未来なのだろうと、私は理解しています。

しかし人間は左回りに安心感を感じるもので、医学的にも人間の身体は左にひねりやすいのだそうです。よく「人体左回りの法則」などとも言われていますが、心理学のリアクタンス理論では、人は去りゆくものに対して強く魅力を感じる、それが左回りであると。ポルトガル語でいえばサウダージ(哀惜)かな。

開運は「右に回れ」が基本です。つまり「生命のダンス」。万物は右に回ると強くなるのであって、グラスに注がれたビールに棒を入れて右に回すとビールがまろやかになるというのは本当。だから家相のポイントは「時計回り」の動線。江戸城のお堀は「の」の字になっています。

山手線で、東京駅から上野方面へ向かうのと、品川方面へ向かうのでは、ちょっと気分が違うでしょう。

左回りは「陰」、右回りは「陽」であり、北半球では大気の流れが「左回り」ですから、われわれは日常の中で「右回り」を心がけ、陰と陽のバランスを取ってゆきましょう。目指すは「中庸」であり、物理学でいえば「ゼロ磁場」です。


小林麻央さんの訃報は、ただただお気の毒で言葉もありません。お身内も覚悟はしていらっしゃったでしょうが、まだお子さまたちがお小さいだけに、諦めきれない気持ちがおありになろうかと存じます。

鑑定中、お客さまから麻央さんについて訊ねられることも多々ありましたが、「彼女はいま頑張っておられるのだから、他人があれこれ興味本位で語るべきではない」と、ちょっと厳しく言い過ぎたかなと反省しております。申し訳ありませんでした。私は麻央さんの生年月日も敢えて調べずにおりました。なぜならこうしたとき、第三者はそっと見守るべきではないかと。

出来れば、この件にはふれずにいようと思っておりましたが、乳がんを経験された、麻央さんと同年代の方から「麻央さんは私だったかもしれません」「どうして、こうなるんでしょう」というラインを頂戴しました。とても前向きに頑張っていらっしゃる女性ですが、同じように「なぜ、あの若さで」と、釈然としない方も多いのではないかと存じます。ゆえに、私の分かる範囲で書いてみます。

調べましたら、麻央さんは「戌の九紫」のお生まれでした。亡くなられた日の盤をみますと、戌は北東の五黄に回座しています。これは彼女がお引越しで「北東の五黄殺」を侵していらしたということです。

2010年2月の十二支年月同盤の北東・五黄殺と、2011年8月の月盤・北東・五黄殺を二度侵していらしたのではないでしょうか。そうでなければ、2014年の発病と2017年6月の永眠は有り得ません。

九紫の7月生まれですから、一般の人よりも乳がんリスクの比重は高かったと存じます。がんのような病気は、懸りやすい人とそうでない人がいるかと存じますが、転居かお住まいの増改築が発病のトリガーとなります。

私は麻央さんのアナウンサー時代を存じ上げないのですが、帰国したら海老蔵夫人になっておられ、劇場のロビーで挨拶されている姿を何度か拝見したことがあります。それが作り笑いではなくて、融通無碍な自然体の笑顔で、気立ての好いお嫁さんが成田屋に来てくださったものと思っておりました。

一時は前途すら危ぶまれたご夫君を見事に支え、今日に至らしめたご苦労を思うと、たとえ短い人生でも全力で駈け抜けられたことにある種の感動すら覚えます。この世に愛らしい二つの宝を残されて。どうか安らかな御冥福を、衷心よりお祈り申し上げます。

  六月の森へ消えゆくバンビかな



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れいらん

Author:れいらん
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東洋占術歴40年になります。占い師とは「人を幸せに導く職業」だと思ってきました。同時に、多くの方のさまざまな悩み苦しみに接し、人ひとりが人生を生きく抜くことの困難さに思いを馳せずにはいられません。思えば私たちの人生はこころの旅であり、こころには喜びが必要です。こころがつらいとき、どんなに強い人でも自分を支えていくのは難しいことです。その苦しみからどうやって抜け出すか、私の占いが少しでもお役に立てれば幸いです。占いを通じて多くの方々の人生に接してきました。その喜びや哀しみに共感し、一喜一憂する日々はまた、私自身のこころの旅でもありました。

長きにわたり、ご紹介のお客さま限定の対面鑑定をしてまいりましたが、少しでも多くの方のお力になりたいと思い、このブログからの電話鑑定も受け付けることにいたしました。電話が苦手という方にはメール鑑定もご用意しておりますが、電話の方がよりニュアンスが伝わりやすいと存じます。

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