fc2ブログ
2022. 07. 01  


7/1(金)の天気頭痛予報: 東北は前線の影響で雨、土砂災害等に注意。次第に雨は止むでしょう。その他の地域では晴れるところが多く、記録的な猛暑が続きそうです。 気圧は安定したところが多いでしょう。

cOUcAEoB9x_convert_20220630210256.jpg


学習意欲に欠ける学生を、なんとかヤル気にさせる方法はないかと考え、ひょっとしたら「曼荼羅ぬり絵」がいけるのではないかと試してみたら、これが大成功だった。

目の色を変えて曼荼羅をぬり、それからというもの、学習意欲が俄然、高まったのである。理由はよくわからないが、集中力と持続力が向上したことは疑いようがなかった。

1587186975_convert_20220701041001.jpg

もともと精神を病む人を対象にした「曼荼羅ぬり絵」は、スイスの精神医学者ユングが、自己の治療の過程で見出したものである。

実の父親のように慕っていたフロイトと、学問的な意見の相違で決別したユングは、いわゆる中年期特有の心理的危機にさしかかっていた。自身の生き方について深く思い悩む日々を送っていたのだ。

そのころ、ユングはよく円形の絵を描いていたという。自分でもその意味を理解できなかったが、精神的に安定しているときはキレイな円が描ける。逆に、心が不安定な日に描く円は、いびつであることに気づき始める。

そしてあるとき彼は、自分の描いた円と東洋で瞑想の道具として使われている「曼荼羅」との間の共通点を見いだしたのである。

曼荼羅とは、サンスクリット語で「円」を意味する言葉。理想的な精神状態を表す象徴として使われるもので、自分の中の対立する様々な感情を統合する意味がある。例えば、男性性と女性性、劣等感とプライドなど。

 

自分の中の相対する感情をうまくコントロールして収拾をつけていないと、円は歪んでしまうのである。

 

ここからユングは東洋哲学について熱心に研究するようになる。


ユングによれば、統合失調症(精神分裂病)の患者が「私は誰?、なぜここにいるの?、ここはどこ?、いまはいったい何時なのか?」と、自分自身が、いま、どういう状況におかれているのか判断できない状態にあるとき、曼荼羅によく似た絵を描く傾向が認められたという。しかも、病状が悪化する時期よりも、回復しようとする時期に、その頻度が高くなるらしかった。


もう少し具体的にいうと、主体性を喪失し、極端な没個性の状態に陥っていた患者に、一人ひとりの個性がよみがえってくる過程、すなわち「個性化」の過程で見る夢の中で、曼荼羅によく似た図形が出現する傾向が認められた。


それらの曼荼羅によく似た図形は、患者の心の深層にひそむ何かが姿をあらわすらしいことに、ユングは注目した。ならば、患者に曼荼羅によく似た図形を描かせることで、病状の改善が可能になるかもしれない……。


以上のいきさつをへて、欧米に在住するユング派の精神科医や心理学者が、曼荼羅型のぬり絵を考案し、治療に使い始めた。その後、日本でも一部の精神科医が、治療に曼荼羅ぬり絵を導入した。

私自身は20数年前、夫との離婚問題を抱えていたとき、知人のアメリカ人の精神科医に「精神病者の夫と離婚しようとしている自分は、人間として”人でなし”なのではないか」と相談したことがあった。ドクターは「君は間違っていない。身の危険を感じるような狂気からは、逃げるしかないんだ」と、説得してくだったが、それでも悶々としていたら、「こんなものがありますが、興味がありますか?」と手渡されたのが、曼荼羅ぬり絵だった。

ca8aeee5a844b6bad37fdd50d8817f26_convert_20220701035150.jpg

その曼荼羅ぬり絵はアメリカ製で、すこぶる単純な図柄だった。もともと私は、チベット密教の図像研究に興味があって、すぐれた曼荼羅を数多く目にしていたが、実際にぬり絵をやってみると、抹香くさい伝統的な曼荼羅よりも、美しい幾何学的模様の円の方が夢中になれることが分かった。

ユングが、精神を病む人々に塗らせた曼荼羅ぬり絵を、私のような健常者があえてトライするとどういう感じになるか。

これが無心になって集中するのだ。そして心が癒されるのである。画家の長命が、なんとなく分かる気がした。

パニック障害の人が、動悸がしそうなときに曼荼羅ぬり絵に没頭するといいとか、高齢者の認知症対策にいいとも言われるが、学習意欲に欠ける学生に効果があるのは意外だった。

ドイツでは、幼児教育の一環として、簡単な曼荼羅ぬり絵を塗らせることが試みられてきたという。


具体的には、左脳の論理や思考といった動きをオフにし、感性を司る右脳の働きに切り替わることで、瞑想と同じような状態に入る感じである。

色鉛筆を手に取り、さて、どこから塗り始めようか?  そこには正解も間違いもない。焦る必要も、人と比べる必要性もない。上手も下手も、ジャッジするものは何もない自由な世界。自分の中から湧きあがってきた感覚に従うのみ。

でも塗り絵は決断の連続でもある。色選びにおいても、塗り方においても、全て自分で決断していく。自分から湧き上がってきた感覚を「これでいこう!」と決め、次から次へと、塗る箇所から箇所に、感知して→認めて→表現する。

時には全体を見渡しながら、「この色もいいかしら?」「ここの塗り方、上手に出来たわね」なんて、自身の心の中で、独りコミュニケーションが繰り広げられていく。

このコミュニケーションがとても大事で、自分の感覚とそれを感知する力を素直に認め、さらには行動する力を認めていくのである。

これぞ自己肯定感の連続で、湧き上がる自己の感覚をひたすら大事にしていく世界である。

そうやって完成させた作品はまた、たまらなく愛おしい。

私を、離婚の自責の念から救ってくれた曼荼羅ぬり絵は、誰にでもできるアートセラピーである。どちらかといえば、素直で一生懸命になる気質の人に向いているかもしれない。


9ea63e093bec42bc18648b19ee3df7d7.jpg

7月1日(金)の運勢

【一白水星】精神的に煮詰まって腰の重くなる人もいるが、根を詰めて頑張るよりも上手な気分転換が大事な日。周囲から厄介なことが持ち込まれたとしても、不明瞭な問題ならば深入りしないこと。目先の責務だけ果たせたら今日は花丸。計画していることは成り行きに任せればうまく行く。

【二黒土星】前向きな行動で、新たな展開がはじまる。仕事にプライベートに好調。ツキも人も味方している。時間を上手にやり繰りしつつ、チャンスを残さずつかみ取ろう。ここでの踏ん張りは高い評価につながる。投資運あり。ただ、計画していたことに邪魔が入りやすいジレンマがある。

【三碧木星】日破。注意日。突発的なことが起こって慌てることも。体調が良くないはずですから、熱中症にはくれぐれも注意のこと。六白と九紫の人とのつき合いでストレスがたまる人もいる。契約事と散財に注意。世間の噂や中傷はスルーして良し。計画通りに物事が進まないジレンマあり。

【四緑木星】スケジュールに変化が生じそうだが、今日は発想の転換が吉と出る。あれがダメならコレで、みたいな柔軟な考え方で乗り切れる。今までの流れが一つ止まり、ここで一つ潮目は変わる。日課の見直しで調子が上がる。負担に感じることを一旦やめてみる。家族とのふれあいを大切に。

【五黄土星】立ち込めた霧がパーッと晴れて、先の見通しがついてくるような日です。気づいたことは片っ端から、サクサクと片付けていきましょう。経験がものをいう日で、情報を広く求め、周囲の協力が得られれば多くの収穫があります。強気一辺倒でなく妥協案も用意する余裕が肝心。

【六白金星】暗剣殺。自分の欠点が出やすいのでひと息入れよう。焦って行動しても今日は調子が悪い。こういう日は無理せず、のんびり過ごすとよい。気合いを入れてやるようなことは後日に。雑用を片づけたり、押入れをゴソゴソやっているような日。体調いまいちなので熱中症に注意。

【七赤金星】とても正直な気持ちになって、人を立てたり、人に尽くすような気持ちで、物事がうまく回っていく日。後にその行為は、嬉しい形で返って来る。スマホやパソコンといったヴァーチャルな世界を離れ、手や身体を小まめに動かして働こう。地道な作業をコツコツ進めたい日。

【八白土星】俄然やる気が湧いてきますので、手つかずでいた懸案事項に取組んでみるといいでしょう。その一方でゴタゴタした話、へんな人に遭遇する暗示もありますので、深入りしないようにすること。何かと多忙ですが、自分の持ち味を活かせるよう、周囲に根回しすると物事が捗る日。

【九紫火星】人とのコミュニケーションを積極的にとりましょう。周囲とのやり取りが活性化し、面白い話が耳に入ってきます。親切丁寧な思いやりが相手に伝わり信頼を得ます。仕事や商売でも「人とのご縁」を通じて新たな取引が増えるでしょう。電話やメールをフルに活用することです。

NEXT Entry
「男性性」と「女性性」
NEW Topics
宗教が捨てられる時代/映画『TOMORROW 明日』
10日に内閣改造
8月運勢
立秋
鑑定スケジュール 【最新】
園井恵子を知っていますか
中国軍 台湾周辺に弾道ミサイル発射
ひとはなぜ逃げないのか?
ペロシ台湾訪問、台湾海峡波高し
山上容疑者「真の動機を隠すために別の動機を語っているのか?」
魔の5年
摂養
鑑定スケジュール
台湾海峡緊迫、ペロシ下院議長訪台をめぐって
「以熱治熱」炎暑の薬膳
死刑
無償の愛を垂れ流す「壊れた蛇口」
8月の転居と旅行、回避するのが得策
「執着を手放す」という「水生木」メソッド
土用の養生(=コロナに罹る前にまず養生)
鑑定スケジュール 
大暑
高熱に麻黄湯
猛暑が心に与える影響
新・悪の枢軸
真面目さの裏に隠された「敵意」
「私、女辞めたの」
ワクチン4回目、熱発す
鑑定スケジュール 【最新】
世界のリーダー相次ぐ辞任
Comment
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
Re: No title
> 父は生前、絵を描く事が好きで、色紙や葉書に季節の花や生き物と
> 俳句を合わせて描いていました。
> そのせいか、93歳まで呆けることがありませんでした。
>
> 母は塗り絵が好きで、花の絵を塗る時は花弁や葉に
> グラデーションをつけたりと上手でしたが、ある時、
> デイサービスから持ち帰った絵を見てビックリ!
> 人物の顔や服など全部同じ色で塗られていました。
> それから転げ落ちるようように認知症の症状が悪化。
> 今は塗り絵をすることはなくなりました。
>
> 私は両親のDNAを受け継がなかったようで、
> 絵画鑑賞は好きですが絵は描きません。
> 塗り絵も根気が無くて。。。将来、大丈夫かしら?


大丈夫よ、かおりん。

お父さまが最後まで確りしておられた陰には、絵を描くことや俳句をおつくりなる感受性もさることながら、お父さまには「依存」がなかったからです。最後まで、ご自分のことはご自分でおやりになろうとされた、いわば「自立」した心のたまものだったと考えます。

幸か不幸か、かおりんもわたしも「依存」する相手がいないので、いくつになっても自分のことは自分で落とし前をつけねばなりません。こういう環境にある人はボケないです。

かおりんが老後、自力で頑張れるような「方位」を、わたしは考えてあります。今は、お母さまの介護がおありになるから、かおりんは身動きができませんが、お母さまを見送ったあかつきには、老後に困らない方位へ転居してもらいますから、どうか安心してくださいね。

かおりんとは長いおつきあいです。かおりんが困ったときは助けますから、大丈夫。

いつかブログに書きましたが、はからずもボケてしまったら、希望すれば「安楽死」させてもらえるようになるといいわね。本人が確りしているうちにサインしておいたら、複数の医師の判断で、あの世へ旅立たせてもらえるような制度。
Comment form
 管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

れいらん

Author:れいらん
ご訪問ありがとうございます。

東洋占術歴45年になります。占い師とは「人を幸せに導く職業」だと思ってきました。同時に、多くの方のさまざまな悩み苦しみに接し、人ひとりが人生を生きく抜くことの困難さに思いを馳せずにはいられません。思えば私たちの人生はこころの旅であり、こころには喜びが必要です。こころがつらいとき、どんなに強い人でも自分を支えていくのは難しいことです。その苦しみからどうやって抜け出すか、私の占いが少しでもお役に立てれば幸いです。占いを通じて多くの方々の人生に接してきました。その喜びや哀しみに共感し、一喜一憂する日々はまた、私自身のこころの旅でもありました。

長きにわたり、ご紹介のお客さま限定の対面鑑定をしてまいりましたが、少しでも多くの方のお力になりたいと思い、このブログからの電話鑑定も受け付けることにいたしました。電話が苦手という方にはメール鑑定もご用意しておりますが、電話の方がよりニュアンスが伝わりやすいと存じます。

東洋占術にはそれぞれ得意とする分野があり、ご相談の内容によりもっとも適切な占術をこちらで判断の上、鑑定いたします。

ご依頼の方は、カテゴリの「鑑定の申込み方法」をクリックし

 leilan808@gmail.com

まで、ご連絡くださいませ。

月別アーカイブ
検索フォーム
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR