2014. 07. 26  


ウクライナ東部でマレーシア航空機撃墜のニュースを聞いたとき、「また、マレーシア航空か」と、どなたも思われたと存じます。それから一週間も経たないうちに、今度は台湾でトランスアジア航空機が墜落。その翌日には、ブルキナファソを飛び立ったアルジェリア航空機がマリに墜落という、謎の連鎖。

たった一週間の間に、地球上で航空機が、実に三機も墜落したわけです。

一般的に、東洋占術(特に気学)の世界では、今年のような四緑木星の年には飛行機事故が多いとされています。それは、四緑木星の定位置である「巽・東南」に、三碧暗剣殺が回座するからだと。たしかに、四緑の年の事故は少なくは無いのですが、過去の航空機事故をつぶさに調べてみますと、四緑が決定要因ではないことが判ります。

実は四緑の年より、もっと多いのは十干の「壬・みずのえ」の年なのです。これは10年に一度めぐり来るのですが、たしかに、1962(昭和37年)、1972(昭和47年)、1982(昭和57年)、1992(平成4年)、2002年(平成14年)は、航空機事故が断トツ多いのです。

「壬」とは、十干の9番目。陰陽五行説では水性の陽に割り当てられており、ここから日本では「みずのえ」(水の兄)ともいいいます。壬の字は「妊」につながり、植物の内部に種子が生まれた状態として、9番目に当てられました。西暦年の下一桁が2の年が壬の年となります。

これが何故、航空機事故と因果関係があるのかと考えたとき、思い浮かぶのは「太陽黒点」なのです。東洋暦などといいますと、唯物論者はすぐ「迷信」と断裁しますが、古代の人々は「太陽活動のサイクル」を掴んでいたはずで、黒点や太陽風の存在を認知していなくても、その活動サイクルに「極大期と極小期」があることは判っていたと思います。

昔の先生たちは、「十干は天のことである」と抽象的な表現をされており、物理学の分野まで言及されることはありませんでしたが、十干(甲・乙・丙・丁・・・)は太陽活動のサイクルを現しているのではないかと、長い間考えていました。

ティピカル文系女子の私が太陽黒点に興味を持ったのは、ひとえにエコノミスト・嶋中雄二氏のお蔭で、1987年に出版された氏の名著「太陽活動と景気」を読んでいたからでした。これは、太陽活動と景気の循環には相関関係があるとしていて、当時は賛否両論、意見が分かれましたが、私はここから「十干と太陽黒点の相関関係」に着目していました。実に、26年の長さに及びます。

そこから判ったことは、「壬」は「黒点の極小期」であり、太陽黒点の数がもっとも減少する時期にあたるということ。そして、その時期になると、世界中で飛行機が墜落したり、離着陸に失敗したりするのです。

20世紀の時代は、そうしたサイクルが10年~11年周期程度で来ていたのですが、2005年あたりからは航空機事故が、とにかく毎年多く、ずーっと「壬」が来ているような感じ。つまり、このあたりから太陽サイクルに変動が生じているのではないと考えます。実際、太陽黒点は増えることなく減ったままであり、マレーシア航空機がウクライナで撃墜された7月17日にいたっては、太陽黒点はゼロなのです。

太陽黒点の減少と航空事故の相関関係が、いかなる理由によるものか、ここ数年、黒点の少ない時期が何故長期にわたって続いているのか、これは専門家の指示をあおがなければならないのですが、以下のような研究にも注目したいと考えています。

名古屋大学・太陽地球環境研究所の徳丸宗利先生によれば、極小期に「特異な太陽風が出現」しているとしていて、

太陽黒点は約 11 年周期で増減し、現在はその数の最も少ない極小期にあたる。ただ、今回の極小期は従来とは異なるいくつかの特徴が観測されている。その一つが、長期にわたる無黒点状態である。これに伴って、太陽から吹き出している太陽風にもこれまでの極小期では見られなかった特徴があることが、名古屋大学太陽地球環境研究所の観測から明らかとなった。太陽風は、地球周辺の宇宙環境や超高層大気(宇宙天気)に大きな影響を与えることが知られている。特異な太陽風の出現は宇宙天気にどの様な影響があるか、また今後の太陽活動は如何なる発展をするかについて、今研究者たちの注目が集まっている。


クリックすると読めます→ 「現太陽活動極小期における特異な太陽風」より引用

この太陽風が、自然現象や航空機といったマシンのみならず、人間そのものにも影響しているのだとすれば、ますます太陽黒点からは目が離せなくなります。実際、この一週間、私のところには突発的な相談が多く、それは体調を崩したり、怪我をした方々からの相談でした。また、自律神経のバランスがわるい方々は、不定愁訴を強く感じていたようです。

「太陽黒点が減少しているとき、航空機事故は増える」という現象を、専門家の方々に掘り下げて研究していただけないものかと切に思います。


もう一つ、この一週間の航空機事故と「日盤」の相関関係を見てください。どの日も、「四緑」と「申」が重なっています。

7/17 マレーシア航空機

1 6 8  寅午辰
9 2 4  卯丑
5 7 3  未巳酉

7/23 トランスアジア航空機

4 9 2 子戌
3 5 7 酉未寅
8 1 6 丑亥卯

7/24 アルジェリア航空機

3 8 1 酉丑亥
2 4 6 戌
7 9 5 寅子辰

これが何を意味するのか?
白川静先生の著書に「申」という文字の成り立ちについて書かれています。

古代社会では神様へのお祭りがとても大事なことでした。「神」という字について説明するには、まず「申」という字について話さなくてなりません。なぜなら「申」がもともとの「かみ」の意味の字だったのです。

「申」は稲妻(いなずま)のことです。稲妻が屈折しながら走る姿を書いたものです。雷や稲妻は古代中国では最も恐れられた自然現象でした。神様が現れる現象と考えられていたのです。

ですから「申」が神様を表す漢字なのですが、その「申」が次第に「もうす」などの意味に使われ出したので、「申」の偏に「示」が加えられて「神」という字が作られたのです。

「示」は、神様への供物を載せるテーブルです。この神を祭る際のテーブルの形「示」が、神様をあらわす記号となりました。「示」偏は現在「ネ」と書きますが、この「ネ」偏がついた漢字は、みな神様と関係のある文字なのです。

「申」は稲妻の形、電光の形。その稲妻は縮んだり、伸びたりしながら空を走ります。それゆえに、屈伸する意味や、伸びる意味があります。

その「申」に人偏を加えた「伸」は人間が屈伸する意味の字。後にすべての伸びるものに使われるようになりました。「電」も「申」の関係字です。古代文字を見てもらうとわかりますが、「電」は「雨」と「申」が合わさった文字です。


「空を飛んでいるもの」は四緑です。それが「申」に同会することによって、稲妻のような不自然な動きをするものが現われた(古代的には神が現われた)と解釈すべきでしょう。

そのひそみにならえば、マレーシア航空の度重なる事故が、実はマレーシアの国運における変化の予兆であることが判りますし、ウクライナ問題に端を発したロシアの国運(ひいてはプーチンの今後)に変化が起こっているということです。

次回のブログは、ここに着目してみたいと思います。



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Author:れいらん
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東洋占術歴40年になります。占い師とは「人を幸せに導く職業」だと思ってきました。同時に、多くの方のさまざまな悩み苦しみに接し、人ひとりが人生を生きく抜くことの困難さに思いを馳せずにはいられません。思えば私たちの人生はこころの旅であり、こころには喜びが必要です。こころがつらいとき、どんなに強い人でも自分を支えていくのは難しいことです。その苦しみからどうやって抜け出すか、私の占いが少しでもお役に立てれば幸いです。占いを通じて多くの方々の人生に接してきました。その喜びや哀しみに共感し、一喜一憂する日々はまた、私自身のこころの旅でもありました。

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