2012. 11. 13  


米、世界最大の産油国に=シェールオイル拡大で-IEA長期見通し

【ロンドン時事】国際エネルギー機関(IEA)は12日、2012年版の世界エネルギー見通しを公表した。35年時点のエネルギー需給では、従来型の原油生産が停滞する一方、シェール層のガス・オイルなど「非在来型」資源の生産が急拡大すると指摘。この結果、米国が17年ごろに原油生産でサウジアラビアを抜いて世界最大の産油国となり、20年代半ばまでその座を維持するとの見通しを示した。(2012/11/12-22:57)


今月の出来事は来年の兆しです。
そうした意味において、時事通信のこの記事は非常に重要です。

米・国際問題戦略研究所の通称「アーミテージ・レポート」についてご存知の方も多いと思います。
これは、5年に1回発表されるのですが、その度に大きな反響を呼んで来ました。
アメリカのインテリジェンス機関が仕込む対日戦略がそこに描かれているからです。

なかでも、2012年8月に発表された最新版は、その異様な構成が度肝を抜いているのです。
それは、「エネルギー安全保障」にやたら重きを置いた内容でした。

アメリカ全土で大量に掘りはじめられたシェール・オイルを、現行のルールを曲げてでも日本に輸出したい。
その代わり、日本はもっとアメリカにそのためにインフラ投資をしてくれと書かれていたわけです。

日本には、食料安全保障のために食料自給率を上げろという主張に賛成する人は多いのですが、
エネルギー安全保障には案外と無頓着な人が多いのは不思議です。

私などは、1972年、ローマ・クラブが発表した成長限界説を思い出してしまうのですが、
陰謀説も含めて賛否両論あるとはいえ、結果として世界はその通りに推移してきたわけです。

穀物なんてどこからでも輸入できるのです。
しかし、化石燃料の産出地は限られていて、他のオプションを持っていないと足元を見られるでしょう。

事実、太平洋戦争の開戦直前、石油に関して日本の対米依存度は90%以上でした。
それを知っていて、アメリカは矢継ぎ早に対日要求を突きつけてきたのです。
ゆえに、先人たちは真珠湾攻撃を仕掛け開戦、そして敗れたわけです。

そうした歴史を知っているアメリカのエリートたちから見れば、
震災による津波が福島原発の事故を引き起こし、大飯以外は原発を止めている今の日本に、
シェール・オイルを大量購入させ、一方でがんじがらめにする千載一遇のチャンスなのです。

再び、アメリカのトラップにはまってはいけない、ここは大事な場面なのですが、
原発再稼動に賛成することがはばかられるような空気が、この国を支配していることも事実です。

現代文明はエネルギー文明と言っても過言ではないでしょう。
現代文明の崩壊は、市民派が問う環境破壊ではなく、実は経済破綻であろうと考えます。

原発は止めろ、電気料金は上げるなでは、電力会社を滅ぼすだけではなく、
国家の経済を衰退させ、やがて自分たちの首を絞めることになるでしょう。

もう一つ、イスラエルの使命は、中東における「暴力装置」としての側面もあるわけです。
もしも、中東全体を巻き込む大戦争が起こるならば、
油田を持たざる国は、アメリカのシェール・オイルに依存しなければならないのです。

11月は五黄の月で、そこには破壊と建設の作用が起こると説きました。
つまり、一つの流れが終わり、新たな流れが起こってくるのです。

そうした観点に立てば、時事通信のこの記事は大きな意味を持っているといえます。

まもなく行われる国政選挙で、エネルギー政策も重要な争点になるべきなのですが、
人気の橋下さんはガラが悪いわりに、政策はナイーブ過ぎる(笑)


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