2012. 10. 16  


↑ は、Twitter 上のやり取りで、
「ハゲ」というアカウントを持つ人が、孫正義と間違えられて困惑しているのですが(笑)
孫さんは、毎回、小まめに「お詫び」のリツイートをされるのです。商人の鑑(かがみ)かも。

先だって、孫正義の悪口を書きすぎましたので、お詫びを込めてアップします。

SoftBank の大型買収がまとまったようですが、
今回の買収資金調達で、同社の負債総額は4兆円近くになります。
株価の時価総額からすれば、これはとてつもない負債です。

買収するスプリントの妥当株価は2ドル前後と言われており、
SoftBank は、相場の3倍以上で高値掴みの買収をするわけです。
孫正義自身が認めるように、これはかなりのリスクだと言えます。

格付け会社はこの負債総額を懸念し、SoftBank の格下げを発表していますが、
これも財務上では相当のダメージとなります。

孫正義は一世一代の大勝負をするのでしょうが、株価が2000円をきれば、はたしてどうでしょうか?

もっとも、ボロ株の妙味を知っている投機筋からすれば、
往年の SoftBank 株がまた戻ってくるわけで、プロには案外楽しいのかも知れません。

たぶん孫さんは、この先、為替が大きく円安になることを予測し、
国内金利が低く、円高の今、スプリントを買収し、円安になったら手放すつもりでしょう。

しかし孫正義は、なにゆえに、これほどまでに「借り入れ」を怖がらないのか?
ボーダフォン買収のときも、本気で銀行に返済する気があるのかしら?と正直、思ったものでした。

この異常に借金慣れしている孫正義という男の体質に、私は占い師として興味があるのです。

彼は、1957年8月11日生まれ、丁酉の七赤金星。

十干十二支は違うものの、七赤金星の8月生まれといえば、
「午年生まれの投資家」ウォーレン・バフェットとジョージ・ソロスがいるのですが、
過去の鑑定例から観て、七赤の8月生まれには、どうもバクチ好きが多いのです。
ここに、孫正義の体質の一つがあるのでしょう。

しかし、孫正義は、バフェット&ソロスのように「午」も「六白金星」も持っていないのですが、
生まれ日は「乙卯・五黄土星」であり、これは人を動かすのが上手な人であると言えます。

確かに、往年の孫正義を、「財界のじじい殺し」と揶揄した評論家もおりましたが、
上のTwitter に見られるように、この人の低姿勢なところが老人に愛されるゆえんでしょう。
ただし、社内では非常に激しい人で「灰皿が飛ぶ」こともあるらしいです(笑)

佐野眞一に、「あんぽん 孫正義伝」というノンフィクションがあるのですが、
これは抜群のおもしろさで、何がおもしろいって、孫正義の父親・三憲の存在がスゴイ。

日本に密航後、15歳から養豚と密造酒づくりで生計をたて、金貸しを経て、
やがて九州一のパチンコチェーン経営者となった父親のただならぬ事業欲は、
まさに子に受け継がれていることが、よく判ります。

普通の高校生が、孫正義のように在学中に塾を経営しようと企てたりはしません。
サラリーマン家庭に育っていたら孫正義の今の成功はなかった、と実感します。

 彼がアメリカで大きく羽ばたけたのは、肝臓病から復帰した父親・三憲からの潤沢な仕送りがあったからである。父親からのこうした協力に関しては、すべての「孫正義伝」が無視している。「孫正義伝」のストーリーでは、孫が何から何まで独立独歩でやっていかなければならなかったのだろう。それではまるで一時代前の熱血少年マンガである。
(P91)

 祖母は残飯を集め豚を飼って一家を支え、父は密造酒とパチンコとサラ金で稼いだ金をたっぷり息子に注いで立派な教育をつけさせた。孫一家にとって、在日三世の正義は何よりの誇りだった。そのことにふれず、孫をコンピュータ世代が生んだ世界的成功者と持ち上げるだけ持ち上げた物語が、これまでどれほど多く書かれてきたことか。それはいくら切っても血が出ないお子様相手のサクセスストーリーでしかない。(p221)


孫正義は決して叩き上げの人物ではない、ということがよく判ります。
父親の資産があってこそ、今の孫正義があるわけで、ここらが「酉の七赤金星」なわけです。

そして、叩き上げではないからこそ、孫正義は、「借金ものともせず」なのです。
若い頃、援助してくれた父親が、今は銀行に成り代わっただけのなのでしょう。

占い師として一つ言えることは、今回の投資は明らかに失敗です。
これが、5年後、彼の首を絞めることになるはずです。

同じように佐野眞一に描かれたダイエーのカリスマ・中内功の末路は哀れでした。
かつて、中内さんがハワイのアラモアナ・ショッピングセンターのオーナーだったことを、
知る人々も、今では少なくなりました。

私には、今回の孫正義の買収劇が、かつての中内功にダブって仕方ありません。



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