2018. 02. 16  

ピーテル・ブリューゲル  「雪中の狩人」 1565年 ウィーン美術史美術館


次期日銀総裁と副総裁の人事案が提示された。

これで確定かと思われますが、「衆議院の議院運営委員会は16日、西村官房副長官に対して、日銀正副総裁人事の情報が事前に報じられた経緯を20日の理事会で説明するよう要請」なんて記事がロイターに出ている。

ゴタつくわねぇ。

総裁は黒田さんの続投。

副総裁は、日銀の雨宮正佳理事と早大の若田部昌澄教授。

期待の本田さんは、過去に黒田交代を口にした経緯もあって、現実的に、黒田総裁とのコンビは厳しいだろうとの印象はあった。

新しい日銀執行部の「リフレ度」が強まるか弱まるかは、岩田副総裁の後任次第との観測があったわけですが…

本田さんならば円安、若田部さんならば円高と読んでいましたが、若田部さんというとこで、円高になっていますね。

されど若田部さんは、本田さんほどの過激さはないものの、マイルドな緩和派であり、ハト派。

消費税を8%に上げるときも、断固反対されていた。

継続的な金融緩和は確実と言っていいでしょう。

FRBがパウエル議長の手腕や、空席ポストなどでゴタゴタしているのに対し、これで日銀には、過去5年間の緩和路線が今後も継続される安心感が出た。

ひとえに、政治の安定によってもたらされたものです。

あとは「緊縮」に取り付かれた財務省と、バカのひとつおぼえみたいに「出口戦略」を大合唱する経済記者どもを、いかに黙らせるか。

財務大臣・麻生太郎も悪ぶるのであれば、ムニューシンのように「通貨安が好ましい」とかほざいて、その後にサラリと「私の主張は一貫している」なんて語るぐらいの、ふてぶてしさを演じてみろや。

・日米など先進国の自国通貨建て国債のデフォルトは考えられない
・マクロ的に見れば、日本は世界最大の貯蓄超過国
・国債はほとんど国内で極めて低金利で安定的に消化されている
・日本は世界最大の経常黒字国、債権国であり、外貨準備も世界最高

by 財務省


これこそが「二重行政」。

一方で財政の健全さを語り、もう一方で財政危機をあおる。

結果的として、円高のたびに対応を迫られるのが財務省自身という、いつもの風景。





昼からウォッカでも浴びたくなるような、円高である。

されど今日は、働く金曜日。

お、羽生くん、おばばの脳内で「トウカイテイオー」確定!

鑑定に戻ります。


  流氷や遠き空よりカンタータ


  

  

  
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2018. 02. 14  

伊藤若冲 (1716 - 1800)


バレンタインデーですね。

日本では女子が男子にチョコを贈って告白するという、ロマンチックな日ですが、米国では逆。

男子から女子にプレゼントを贈る日です。告白は必ずしも重要な要素ではなく、プレゼントは花束が一般的。

日本の習慣を米国人に伝えると、一様に驚かれます。

今日、お客さまの中に、告白のチョコを贈る女子が数名。

どの女子も控え目なタイプなので、迷わず、どーんと行け!と背中を押したのですが、頑張りなさいね。

女の子がキラキラしていられるのは、ほんのわずかの間よ~

可愛い気は、一生だけど。


さて、ここからは、可愛い気のない話。

先だっての株価下落の主要因の一つとされているVIX(ボラティリティ)指数に関連した取引について、市場操作が行われたのではないか、という匿名の告発があったらしい。

告発者は、高度なアルゴリズム(算法)を持つトレーディング・ファームであれば、実際に取引をすることなく、クオート(レート)を提示するだけでVIXそのものを操作できると指摘。

VIX連動のETPの組成上の問題ではなく、VIXそのものに原因があったのでは、と主張している模様。

匿名の告発者は、弁護士事務所を使って、米証券取引委員会(SEC)と商品先物取引委員会(CTFC)に告発した。

2015年8月、ロンドンで1人の男が、8件の罪で禁固14年の有罪判決を言い渡された。その名は、トム・ヘイズ。

彼の罪は、2006年にUBSの東京支店で、ロンドン銀行間取引金利(LIBOR)操作をめぐる不正を行ったことからはじまった。

この史上最大規模の「金融犯罪」は、LIBORが少人数の報告に基づくシステムだったゆえに生まれた。

VIXについては市場ボラ自体の取引なので、同様の構造ではないと思う。

されど「実際に取引を行ったり資本を活用することなくS&Pのオプションにクオートを提示するだけでVIXを操作することが可能だと指摘」という部分に注目。

仮に板が薄ければ、小さい取引でも操作はしやすいだろうが、取引せずにクオートだけで可能なのか、どうか。

ト占で占うと、限りなく信憑性が高い、つまりクロと出る。

これは今後の流れに、注目せねばなるまい。

年「戌の九紫」月「寅の五黄」、金融に不正操作があっても、不思議ではない構図。


  囀(さえずり)の朝ぐれるにはパワー要る



[ニューヨーク 13日 ロイター] - シカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティー・インデックス(恐怖指数、VIX)算出の仕組みを利用して市場操作が行われたと告発する書簡が米金融当局に提出された。関係筋によると、これを受けて金融取引業規制機構(FINRA)が調査に乗り出した。

書簡は、ワシントンに拠点を構える法律事務所が、投資ビジネスの上級職の経験がある匿名の人物の代理として12日、米証券取引委員会(SEC)と商品先物取引委員会(CTFC)に提出した。この法律事務所は書簡に加え、正式な申し立ても行った。

関係筋によると、不正操作の指摘を受けて、VIX指数<.VIX>を算出するCBOEグローバル・マーケッツはFINRAに調査を依頼した。

CBOEの規制担当責任者はロイターに対し、「CBOEにはFINRAと協力して証券市場の特定の取引を監視する規制部門があり、監視対象にはVIX清算値に影響を及ぼし得る取引も含まれる」と説明した。

VIXはS&P500のオプション価格から、予想される短期のボラティリティーを算出する。CBOEが毎月算出する清算値によって、VIX先物で利益が出るかどうかが決まる。

書簡では、高度なアルゴリズムを持つトレーディング・ファームは、実際に取引を行ったり資本を活用したりすることなくS&Pのオプションにクオートを提示するだけでVIXを操作することが可能だと指摘している。

CBOEの広報担当者は書簡について「VIX指数とVIX先物、ボラティリティーETPの関係を含め、不正確な指摘や誤解、事実誤認が多い」と指摘した。

また、CBOEのバイスプレジデント兼リサーチ部門責任者、ウィリアム・スペス氏は「VIX清算値の算出プロセスには、書簡で指摘されているような不正操作を防ぐための構造的なセーフガードが組み込まれている」とし、「当社の規制部門はVIX清算値の操作が行われていないか能動的に監視している」と述べた。

SECとCFTCはコメントを控えている。

S&P総合500種<.SPX>とダウ工業株30種<.DJI>は先週それぞれ、2011年8月以来の大幅な下落率を記録。相場変動を想定していなかった投資家にとり痛手となった。

VIXに連動する上場取引型金融商品(ETP)の投資家は打撃を受け、クレディ・スイスとノムラ<9716.T>は、株価の変動が小さい局面で利益が得られる上場投資証券(ETN)の販売を中止すると明らかにした。

書簡は「VIXに連動したETPの清算は、こうした商品の組成上の問題だけが原因ではなく、むしろ、VIX指数の操作が主な要因だ」と指摘している。

ボラティリティーに的を絞った投資アドバイザー、インベスト・イン・ボルの運用担当者、スチュアート・ジョン・バートン氏は「指数の水準が操作される可能性があるということは以前から知られていた」とした上で、そうした操作による投資家の損失は、書簡で指摘されている年間約20億ドルを大幅に下回るだろうと述べた。

また、書簡で指摘されているような操作が、前週のVIX先物急上昇を引き起こした可能性は低いとの見方を示した。


2018. 02. 11  

韓国の文在寅大統領(手前右端)との会談に臨む北朝鮮の金永南・最高人民会議常任委員長(奥右)、金与正・党第1副部長(中央)


相手になめられないよう、交渉の場では絶対にアゴを引くなと、誰かに教わったのかしら(笑)

金与正の、この、ふてぶてしい表情。

冷戦が終わっても、北の体制が変わらなかった理由が、分かる。

あれは社会主義国なんかではなく、「金氏朝鮮」という時代錯誤の王朝、否、ちんぴら国家ね。

昔、同僚に、金与正みたいにアゴを引かぬ女がいて、超生意気なので「ナマ子」と呼んでいた(笑)

「ナマ子さん、これ、急いで片付けてね」

「あたし、ナマ子じゃありません」

「だったら、その生意気な態度、直しなさい。アゴ、引いて!」

今の時代なら、パワハラで訴えられるんでしょうけど、あの性根は最後まで直らなかった。

あるとき、ナマ子とご母堂がショッピングしている場面に出くわしたことがあった。

そのご母堂が、ナマ子に輪をかけた「超カン違いおばさん」で、ローマは一日にして成らず、親子二代にわたる世間のつま弾き、あるいは遺伝子と環境要因が合体した負の象徴と、納得した次第。


北朝鮮、 韓国大統領に訪朝を要請との速報が入って来た。

やはり金正恩はただ者じゃない。

文在寅は断らない(断れない)だろう。

それでうまいこと平壌に来させることができたら、北にとって悪いことは何もないし、日米の羽交い締めに遭って、たとえ文在寅が来れなくたって、「日米韓の結束」をボロボロにできる。

こうしてどんどん韓国は北朝鮮に取り込まれてゆく。

ドイツ統一を見るまでもなく、国家の統合は経済的にも政治体制的にも優位な方が他方をリードする形になるが、こと朝鮮問題だけは、北が南を呑み込んでいく想像が拭えない。

まさに金正恩の思う壺。

されど今年の北と南の国家の命運。

南は暗剣殺を背負っているから、余計なことを言ったりやったりする。

嗚呼、それをやらなきゃいいのにと、日米がため息どころか、眉間のシワを深くして、怒り心頭に達するような場面がある。

こなた北は、五黄の混沌。国内はゴタゴタして、金正恩の酒量は加速するだろう。

金正恩が核とミサイルの開発を進める最大の理由は、自身の国内における権力基盤の強化以外の何物でもない。

金正日時代からの実力者である張成沢の処刑、金正男の暗殺に表れているように、金正恩は自らの脅威になり得る存在を排除することに躍起となっている。

これは、裏を返せば、その政治基盤が決して強固ではないことを示唆している。

金正恩が自らの威信を高める最も重要な手段が、核とミサイルの開発。つまり、米国に比肩する力をもつことを国内にアピールし、国威を発揚することで、体制の正当性を高める。

ゆえに、核とミサイルの開発は内政問題。

問題の本質が国内政治であるため、基本的に外交交渉は期待できない。

どれだけ米国と中国が働きかけようと、北朝鮮は自らの方針に沿って動くだけ。

されど最近の北朝鮮は、今回の平昌五輪への参加にみられるよう、韓国との対話に一定程度応じる姿勢を示している。

文在寅が政権発足直後から北朝鮮に対話を呼びかけていたものを、すべて無視してきた当初の対応に比べると、明らかな方針転換がみえる。

この背景にあるのものは、おそらく核とミサイルの開発に一定の成功を収めたことで、国内向けにアピールができたこと、もう一つは、経済制裁の効果が出ていることの表れ。

この問題は、ひょとしたら長期戦になるかもしれない。重要なことは、時間を味方につけること。つまり、時間をかせぐことで状況が有利になるのは北朝鮮ではなく、日米韓であるという構図をつくることだ。

過去の北朝鮮政策では、制裁をどこかのタイミングで緩めることで、結局北朝鮮につけ入るスキを与えてしまった。これをよく理解しているのが今の日米政府の当局者。

それに比べると韓国は制裁を緩めるのではないか、その懸念が常にある。今回の平昌五輪に至る過程でも、その可能性が危惧された。

日米としては、よくよく韓国にこの点の釘を刺すことが重要。安倍首相とペンス副大統領の会談、そして訪韓も、日韓の二国間関係よりも、この点が大きなポイントになる。

文在寅が安倍首相に釘を刺され「あんたにゃ関係ねぇだろ」と言ったらしいが、関係あるんだよ。

朝鮮半島問題について、緊張を無用に高めていると、何かと非難されるトランプ。

されどこの問題に対して、トランプ政権の政策は評価されるべき。

北朝鮮にプレッシャーをかける姿勢が一貫している。ここまでブレない政権は、過去にはなかった。

日米との連携がかなりうまくいったブッシュ(息子)政権ですら、テロ支援国解除に見られるよう、ライス国務長官とヒル国務次官補の動きには、かなり警戒すべきものがあった。

そして、トランプ政権の最大の功績は、中国を本気にさせたこと。

もともと中朝関係は非常に悪化していた。

その流れの中、トランプ政権は中国に対して強いプレッシャーをかけた。トランプの過激なレトリックも、北朝鮮だけでなく中国に向けられていたことは明白。

そして、今や中国国内では「ポスト金正恩」のシナリオが公然と議論され、米中間では合同軍事作戦すら検討されていると言われるている。

これはかつてなかった状況。

では軍事オプションはどうか。

可能性は高まっていると指摘する人が増えている。

されど現時点では、まだまだその段階にはないと思う。

それは軍事オプションを検討する上で、その後の朝鮮半島のガバナンス(米韓中の共同統治など)を考える必要がある。

そのためには、外交チームを固めることが極めて重要だが、その体制が整っていない。

先々週、駐韓大使に内定していたヴィクター・チャの指名がなくなったが、取消の理由は、チャが北朝鮮の攻撃に反対していたからと言われている。

今後の展開次第では、軍事オプションの可能性が高まることは排除できないことは事実。

その決定的なシグナルとなるのは在韓米国人の退避オペレーションだが、その時点ではもう最終段階であり、攻撃に移るのは時間の問題となる。

その前の予兆となる動きとして、ティラーソン退任や米国務省の体制固めを慎重に見る必要がある。

この問題、今年か来年には大きく動くはず。

ロケットマンの亡命、ということもあり得る。

せっかくの日曜というのに、こんな長文、まことに失礼いたしました。

今日は建国記念日。

昔で申すなら、紀元節。

子どもの頃、母上から「紀元節の歌」を教わったことあり。

母上、戦後には消えてしまった、いにしえの唱歌を教えることに熱心な人でした。

抑揚のない、退屈なメロディながら、たまに浴槽に浸かりながら歌っているところをみると、どうも、脳裏に深くインプットされている一曲らしい。

  雲に聳(そび)ゆる 高千穂の
  高根おろしに草も木も
  なびきふしけん 大御世(おおみよ)を
  仰ぐ今日こそ たのしけれ

高千穂の峰、是非一度、お出かけください。

神話では、天照大神の孫であるニニギノミコト(瓊瓊杵尊)が、葦原中国の統治のために降臨(天孫降臨)した山であるとされていますが、すばらしいのひと言に尽きる。

また行きたい!


  迷ひ犬つなぎ交番春浅し




  
2018. 02. 07  

歌川国芳「みかけはこわゐが とんだいゝ人だ」 弘化4年(1847年) 寄せ絵


世界の株価

5時起床。

ダウ569ドル、アップ!

NYは日中、1200ドル以上乱高下(安値600ドルの下落も)したみたいですけれど…。

結局、人工知能に人間が振り回された。

これに尽きる。

フィジカルのみで、ファンダメンタルズ軽視。

今後のリスクとして、頭に刻みつけておかねば。

これは火と木の因果。

ならば火と火の因果もあるわけで、次は6月注意。

個人投資家のフィジカルは「胆力」、これを鍛えることです。


私が株式投資をはじめたのは昭和54年。当時は日経ダウと言ってましたが、6000円台の時代。当時の日銀総裁が森永貞一郎さん。ほどなくして前川春雄さんにスイッチ。

あの頃は、長短のプライムレートが相場に影響していましたが、前川春雄さんはタヌキおやじで「長期プライムレート?上げる予定なんかねぇぞ」とべらんめえで、記者のぶら下がりに答えておきながら、翌朝には上げるという(笑)でも、憎めないお人柄でした。

経済知識のない小娘が、マクロ知識が必要な仕事に就いてしまい「さて、どうすんべ?」というとき、競馬を教えてくれたS先輩が、経済書を読むより、株式投資するほうが実地の経済が身につくと、指導してくださったのでした。

一橋出身でしたが、数学まるでダメな馬鹿に、分かりやすく経済を教えてくれた恩人。「あんまり役には立たないけど、マルクスも読んでみろや」というので読みました。

その感想がいかにも、鳥頭…。

「マルクスって、働くの嫌いだよ、あいつは怠け者だ。絶対に!」と言ったら先輩、爆笑しつつ「ちゃんと読めてるよ」と合格点。

今の時代はインターネットで便利になりましたが、当時は80銘柄ほどピックアップして、毎日罫線をつけていました。これが、いい勉強になりました。

当時で忘れられないのは、日立製作所の大相場。150円くらいのボロ株が、あれよあれよの間に10倍。そこから半導体の時代になったわけですが、私はイトーヨーカドーの2割無償配当が好きで、定期預金代わりにヨーカドー株、買い集めていました。それをブラックマンデーで、ズタズタにやられたのよ(笑)

あれで胆力がついた。

それで、暦と相場の研究をはじめたのです。

ブラックマンデー当時、こんなエピソードがあります。

仕事を終え、夜8時台の電車でのこと。当時の私は仕事柄、衣裳がコンサバ。夏でしたから濃紺の麻のスーツに白のインナー。顔の造りが派手なので、せめて格好だけは静謐(せいひつ)、これを心掛けていました。

それで、静かに新聞を読んでいたのです。

そこに、ほろ酔いのサラリーマンが二人、途中の駅から乗車、私の前に立ちました。

いきなり「女が、日経新聞なんか読むようになったら、おしまいだよな!」と大声で言い放った。

この女は反論して来ないと、踏んだに違いない。

格好を見て。

まさか地雷とは、気づかず。

私は、やおら立ち上がり、その男の顔面10センチまで顔を近づけ、ドスのきいた声で、

「てめえ、喧嘩売ってんのか、上等よ、受けて立とうじゃないか」と。

不良少女だったことは一度もなく、私のどこに、こんな言葉がお隠れになっていたのやら、私自身がビックリ!

相手も不意打ちを喰らって、次の駅で下車。

そのとき隣席にいた年輩の男性が、慰めてくれたんです。

「新聞も本もたくさん読むといいんですよ。今の時代、就職すると寄らば大樹の陰で、知識を深める努力なんかしなくなってしまってね。つまらないですよ、そんな人生は」

値千金のアドバイスでした。


  薄氷(うすらい)をなめて猫くる勝手口





2018. 02. 06  

ジャン-ミシェル・バスキア


世界の株価

日本時間未明、NYダウ最大の下げ幅は▲1597ドル。取引時間中、つまり一日のうちで、これは過去最大の下げ幅。

最近はAIによる投資や自動売買が増えているので、下げが下げを呼ぶ相場の流れが、余計に助長される。

そして人工知能クンは、恐怖で買いが消えてしまうのだ。

コンピュータ・トレード時代の「ニューノーマル」が、これか。

劇場シンドロームといわれる現象。

満座の劇場で、人工知能クンたちが一斉に出口へ殺到。

人間も慌てて、追いかける。

1987年10月19日(月)のブラックマンデーを彷彿とさせるが、あのときの下落率は22.6%。

今回は5%程度だから、インパクトが全然違う。

30年前はプラザ合意後のドル安打開のために、金利引き上げの観測が広がっていた。そこへFRB議長がポール・ボルカーからアラン・グリースパンへ交代。

手荒い市場が「お手並み拝見」とばかり、匕首をひらめかして、グリーンスパンの頬を撫でてやったのだ。

今回の背景も当時と近いが、大きく異なるのは、この急落を先導したのは、おそらく人工知能である。

FRBが金融引き締め路線に転換しても、長期金利の上昇は今ひとつの感が拭えなかった。

それが先週からボンと上げはじめ、人工知能クンたちのスイッチが入り、株を売りはじめたのだ。

そして新任のパウエル議長へ、市場からの手荒いご挨拶でもある。

「あくまでもマイルドな金利上昇。それ以外は許さねぇ!」とばかりに。

イエレンさん以外は、みんなやられて来た道。

総括するならば、今回の主役は「人工知能」ということになるのか。

昨日も取り上げましたが、「戌」は火の墓庫。そこへ「寅」が出現すると、火は一気に放たれる。

これが、今回の株価急落の現象を引き起こした。

昨夜は23時就寝。されどこの空中戦、しかと確かめておくべきと3時前に起き出し、NY市場を眺めつつ夜明けのコーヒー。

個人的には1月中、パーティを早目に退散。米国株をキャッシュポジションにしておいた。

自分の占いは信じる。これでリーマンのときも火傷しないですんだが、今回も正しい判断であった。

景気は拡大、今日は金利も下がった。

金利の絶対水準は低い。

株高の中期トレンドは不変である。

10月までは行ける。

こういうときのオプションは、手段がたくさんあって、むしろ楽しい。

日経平均もドカンドカンと下げている。


  立春大吉シウマイの皮透けて見ゆ




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プロフィール

れいらん

Author:れいらん
ご訪問ありがとうございます。

東洋占術歴40年になります。占い師とは「人を幸せに導く職業」だと思ってきました。同時に、多くの方のさまざまな悩み苦しみに接し、人ひとりが人生を生きく抜くことの困難さに思いを馳せずにはいられません。思えば私たちの人生はこころの旅であり、こころには喜びが必要です。こころがつらいとき、どんなに強い人でも自分を支えていくのは難しいことです。その苦しみからどうやって抜け出すか、私の占いが少しでもお役に立てれば幸いです。占いを通じて多くの方々の人生に接してきました。その喜びや哀しみに共感し、一喜一憂する日々はまた、私自身のこころの旅でもありました。

長きにわたり、ご紹介のお客さま限定の対面鑑定をしてまいりましたが、少しでも多くの方のお力になりたいと思い、このブログからの電話鑑定も受け付けることにいたしました。電話が苦手という方にはメール鑑定もご用意しておりますが、電話の方がよりニュアンスが伝わりやすいと存じます。

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